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日別アーカイブ: 2024年11月2日

舞台設営のポイント3つ

こんにちは!

一年目の西川です!

日々、私たちはプロとして様々なイベント・コンサートの舞台を作り上げています。

安心・安全な施工を心がけ、観客の皆様からみて見栄えの良い舞台を作り上げるには、常に意識しなければならないことがたくさんあります。

今回は、そんな舞台美術の施工においてよく聞く大事なポイントを3つご紹介します。

1.安全な舞台作り

舞台設営において最も大事なのがやはり安全性。

自立している部材が倒れてこないか、

人が通る導線の足元に物を置いていないか、

釘やビスといった怪我の元となる物が落ちていないか、

上に吊り上げる物に落下物が乗っていないか、

などなど、四方八方あらゆる場所に危険が紛れている可能性があるので、常に視野を広げながら作業を行わなければなりません。

周りの人を思いやりながら仕事をすると言う点では、全てにおいて通ずることですね!

2.段取り

舞台設営に使用する部材はどうしても大きく、スペースをとってしまう物が大半です。

イベント会場では時間と場所が限られています。

作業員も多く、他のセクションの方の物も置いてある中で部材をどのように置き、どのような順番で手をつけていくかが仕込みの効率を上げる鍵となっています。

大きいものを長時間同じ場所に置いてしまっては他の人の邪魔になり、

最悪の場合事故や怪我の原因となってしまいます。上に書いた安全な舞台作りと繋がりましたね。

必要な物をどのように置いて、どの順番で作業をしていくかを事前に確認しておくことが、安全かつ効率よく舞台作りを行う上で重要ということですね!

3.美しく観せる

安全性、効率と紹介していきましたが、やはり最も大切なのが「見栄え」です。

私たちの仕事はかっこよく、綺麗な舞台を作りお客様に非日常をお届けすることです。

優先順位をつけるわけではないですが、私たちの仕事の根本と言える部分なのです。

例えばピンと張らなければならない幕がシワになっていないか、木材でできた飾り同士をつなぐ際にずれていないかなど、お客様がライブに没頭する上で違和感がないか気にしなければなりません。

観客の皆様がお金と時間を割いて足を運んで下さって来ている訳ですから、失望させるわけにはいきません。

自分が設営に携わった舞台が完成した時、お客様を熱狂させた時、笑顔で帰るお客様を見た時、この時に感じる達成感こそ、このイベント・コンサート業界の醍醐味だと思います。

今回は舞台設営の3つのポイントを紹介しました!

今までこの業界で働いてきてよく聞くポイントを個人的にまとめたものですので、人によって違う部分もあると思いますが、今回は僕自身のメモのようなものだと思ってください。

今後も上記の3つのポイントを意識して、よりかっこいい業界人になります!!

よろしくお願いします!!!!!

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